農業機械の体制 4
農林水産省が55年10月に公表した「農産物の需要と生産の長期見通し」によれば・・・
水稲の作付面積は53年の252万haから65年には196万haへと減少します。
その一方で、大豆は13万から21万haに、麦類は21万haから51万haに、飼料作物は95万haから155万haに増加するとみています。
このため、53年度より10年計画で水田利用再編対策が実施されています。
これらの目標を達成し、定着させるためには、転作作物の省力安定多収技術を確立することが重要でしょう。
その核になるものは機械化体系の確立です。
今後の機械化の課題としては、これら転作作物用の機械の開発改良が急務なのです。
とりわけ、大豆の機械化一貫作業体系の確立が期待されています。
なお、機械化体系が一応完成している稲作についても、生産コストの低減が大きな課題になっています。
より高性能な機械の普及とその効率的利用が要求されてくるでしょう。