通信の価格競争
全国どこにいても、インターネットFAXなどの安い通信環境が提供されることになれば、東京一極集中などの産業構造、社会構造・・・
ひいては政治のゆがみをただす可能性もあります。
通信の価格競争は単に価格競争に終わらないのです。
価格破壊がもたらされた背景は、通信業界における競争の進展と技術進歩の成果でした。
競争が進展したといっても、通信自由化、つまり電電公社が民営化されただけで、競争状態が実現できたわけではなかったのです。
93年以降、徐々に進んだ規制緩和も競争を加速しました。
しかし、日本の場合、残念ながら自由化、規制緩和が価格破壊の主役ではなかったのです。
日本の規制緩和は、世界の激変に促されながらの規制緩和であり、小出しの連続でした。
・・・とはいえ、自由化と規制緩和がなければ、価格破壊は起きなかったことも事実です。
日本の規制緩和は、NTTの分離分割論議と深く関わりあいながら進められたことが最大の特徴です。